こんにちは。
当ブログの管理人「バチ」です。
タイに移住してからのお話を紹介していきたいと思います。
以前に【海外旅行保険の大切さ】というのを記事にまとめましたが、今回のお話はそれより前の話です。
本当にタイに来たばかりで、コンドミニアムの契約が終わったばかりの頃です。
来月で私がタイに来て1年なんですが、思い出してみると何だか懐かしいです。
何もわからないままタイに来て、悪戦苦闘したお話です。
それでは本編をどうぞ。
何もかもが始めて
「初めてのタイ旅行」の記事を読んで頂いた方はご存知かもしれませんが、私はタイに来たのは2度目なんです。
タイ旅行の時は彼女に案内をしてもらっていたので、ほとんど自分では何もしていませんでした。
しかし、タイに移住してからは誰にも頼る事が出来ません!
彼女が住んでいる場所は、車でも3時間近くかかるので簡単には来れません。
本当に何もかも自分でやらなければいけないんです。
食事をしようにも買い物をしなければいけないし…タイで買い物なんてコンビニでおにぎりしか買ったことないし…。
日本で一人暮らしして、自炊して、家事も全部一人でやっていましたが何の不便もありませんでした。
だって日本でしたから。
しかしここはタイです。
タイに来てから最初の5日間は会社が準備してくれたホテルに滞在していました。
私は会社から帰ってもホテルからほぼ出ず。
近くのコンビニにおにぎりを買いに行くのが精一杯でした。
まずは通勤方法がわからない
ホテルに居た頃は、会社がサポートしてくれたので問題ありませんでしたが、サポートが無くなれば会社にタクシーで通勤するのは金銭的に困難です。
会社の人(日本人)には入社してすぐ「バイクタクシー(バイタク)を使って会社に行けば良い」と言われましたが、どうやってバイタクに乗るのかもわかりません。
会社の人は本当に困った事があれば協力的ですが…【自分の事は自分で何とかしよう!】という考え方の人なので、日常生活レベルの事は教えてはくれません。
何か教えるなら一回の質問につき3000バーツ(約1万円)で引き受けると冗談(?)を言う人なんですが、冗談に聞こえないので自分で何とかするしかないのです。
とにかく最初に困ったのは会社への通勤方法です。
バイタクには乗った事が無かったので(強制的に乗せられた事はあります※その話はこちらの記事参照)乗り方を知りません。
どこからどうやって乗るのかわからないのです…。
ちなみに、この時の私の状況は
1・タイに来た
2・会社が準備してくれたホテルに仮住まいした
3・仮住まい中にコンドミニアムの契約をした
4・契約が完了したので、ホテルから会社に出勤したが帰りはコンドミニアムに帰らなければならない
という状況だったのです。
ホテルと会社の往復は毎日タクシーでした。
しかし、この日(コンドミニアムの契約完了日)からバイタクでコンドミニアムに自力で帰り、翌日からは自力で出勤するという事になっていました。
とりあえず帰る方法を会社のタイ人(N君)に聞くことにしました。
タイ語がわからないので、絵や写真・中学生レベルの英語を駆使して何とか【コンドミニアムに帰りたい】事を伝える事には成功。
するとN君が「3日間一緒に帰ろう、そして一緒に通勤しよう」と提案してくれたのです(※この頃の会話はほぼ英語です)
なんて親切なんだ!!
と、心の中で叫びましたよ。
英語で何といえば良いのかわからなかったので、とにかくサンキューを連呼しました。
まずはその日の帰りですが、N君は電話で知り合いのバイタクを呼んでくれました。
そして一緒にバイタクに乗り(3人乗り)朝はコンドミニアムの出口まで迎えに来てくれて『バイタク乗り場』と呼ばれるバイタクが常時待機している場所まで案内してくれたのです。
3日間はずっと行きも帰りも一緒にです。
しかも、後からわかりましたが…N君はバイタクで帰る必要など無いのですが、わざわざ私の為にバイタクで帰ってくれていたんです。
感謝しかありません!!
乗り方も、運転手へ目的地をどうやって伝えるのかも、何もかも細かく教えてくれました。
ちなみに、この時『バイタク乗り場から会社への料金』が25バーツと教えてくれました。
一緒に3人乗りしている時はちゃんと25バーツで乗せてくれたのですが、4日目になり一人で行く時は40バーツと言われましたよ…。
でも、40バーツと言われているのを無視して25バーツ渡したら何も言わずに去っていきましたけどね。
すぐ外国人だとわかるんでしょうかね?
乗り方がぎこちないのか、目的地を伝える時のタイ語が下手だったからかもしれません。
N君のおかげで会社への通勤が可能になりました。
このあと、しばらくして私はバイクを購入するのですが、それまではバイタク通勤でした。
慣れるとバイタクって快適なんですよ。
サッと乗って、渋滞なんて無視してススっと会社まで行けます。
本当に便利です。
こうして私は会社への通勤方法を確保したのです。
コンビニおにぎり生活の限界
タイに来たばかりのホテル生活中に、コンビニでおにぎりを買う事が出来た私は…夕食は毎日コンビニおにぎりしか食べていませんでした。
朝は食べず。
昼は会社の食堂で。
夜はコンビニおにぎり…。
そんな生活が2週間ほど続いた頃です。
このままではダメだ…!!と、思いました。
会社のタイ人(P君)に「晩御飯はどうしてる?」と聞かれコンビニで買ったおにぎりの写真を見せたら「それは体に悪いし高価だ」と言われる。
ならどうするのか?と尋ねると、P君は市場の写真を見せてくれました。
市場なら私の住んでいるコンドミニアムの近くにもあるので、そこで晩御飯を買うべきだと言われたのです。
そして、私は意を決して市場へ…

書いてある文字も読めないし、売っているのも謎の食べ物ばかり…
しかもハエとかめっちゃ飛んでるし…
『これはまだ私には無理だ…』と諦め、その日はまたコンビニおにぎりを買いました。
しかし。
私がタイに来た理由を考えると、やはりタイの生活に、タイの文化に慣れなければいけない!!
翌日!
ついに私は!!
市場で肉団子を買ったのです!!!
めっちゃくちゃ辛いタレが付いてて食べるだけでむせましたけどね!!
それでも、それを機に少しづつですが市場でご飯を買える様になりました。
(今では、肉団子屋の常連になってるので「おまけ」とかもしてくれます)
初めて市場で肉団子を買ったのは今でも忘れません。
そして、翌日お腹が痛くて大変だったのも忘れません!!
休日の昼ごはんを外食
休日も何もすることが無く、外は暑いし怖いし…
しかし、家でゴロゴロしててもお腹は空きます。
市場で晩御飯を買い、脱コンビニおにぎりを果たした私は次のステップとして「外食」に挑戦することにしました!!
実は仕事帰りに気になっていたお店があったのです!
歩いて2分くらいの距離のお店。
店内に人影は…無し。
しかし『Open』の看板がかかっています。
もう勢いで入ってしまうしかありません!!
と言う事で店内に入り、空いている席へ勝手に座る。

この時はタイ語のメニュー読めません…
何書いてあるか全然わかりません…
しかし、とりあえず座って店員が来るのを待ちます。
…
……
………
来ない?
何かこっちを見て店員同士で話をしていますが、全然来ない。
仕方ないので手を振ってみました。
すると店員が来たので、とりあえずメニューに写真の載っている料理を指差して「これが欲しい」と伝えました。
その時、私がタイ語を話せないので外国人だと気付いた店員は急に態度が変わりすごく親切になりました。
頑張ってスマホの翻訳で「これは辛い料理です」と教えてくれたり、飲み物はどうするか聞いてくれたり。
この数日の間に会社のタイ人にも親切にしてもらって、この店でも店員に親切にしてもらって本当にタイ人は親切だなと心底思いました。
結果、ちゃんとご飯も食べれてとても満足した気分で帰る事が出来ました!!
それから何度かこの店に行ったのですが、どうやらこの店は料理を頼んでから席に座る方式の店だったようです。
(マクドナルドやKFCと同じ方式ですね)
最初に来店した時、急に店に入ってきて席に座る私をみて店員が話していたのはそういう事だったのかもしれません。
ちなみに、このお店のオススメはこのカキ氷!!

美味しかったです!!超オススメです!!
(おまけ)シャワー浴びるとお腹を壊す?
これは嘘か本当かわかりませんが、タイ在住10年を超える日本人の方が「シャワー浴びる時に水飲んじゃったりするとお腹壊すから気を付けてね」と言われました。
本当にお腹を壊すかどうか…真実はどうかわかりませんが、私はタイに来てから頻繁にお腹を壊しています。
もし本当ならシャワーを浴びているだけでお腹を壊しているのかもしれません。