こんにちは。
当ブログの管理人「バチ」です。
今回でタイ語の勉強第3弾となります。
今回はタイ文字の勉強をする事のメリットについてのお話です。
「タイ旅行によく行く人」「タイ語に興味はあるけど会話だけで十分と思っている人」「タイでお仕事される人」に是非読んで欲しい内容になっています。
では本編をどうぞ。
タイ文字を覚えなくても会話可能?
結論を先に言いますと、タイ文字を覚えなくても会話は可能です。
聞いた通りに話すことが出来れば問題なく会話できます。
しかし、タイに来たばかりだと、よほど耳が良い場合や言語センスがある場合を除き、正確に聴き取るのはかなり困難です。
代表的な例で言いますとタイ語の『ไม่ได้』
タイ文字の勉強をしていると「マイダイ」と書いてあるのがわかります。
しかし、タイ人のネイティブな発音では「メダイ」に聞こえます。
タイ文字を勉強していないと、実際にはなんといっているのかわからない事が多いのです。
もし「聞いた言葉を完璧に真似る事が出来る」ならば実際になんと言っているかなんて気にしなくても良いです。
しかしタイ語には【日本語に無い発音】が含まれます。
聞いた通りに完璧に真似するのは困難です。
以上を踏まえた上で、タイ文字の勉強をするメリットについてご説明します。
タイ文字を勉強すると発音が良くなる!
上で紹介したタイ語の『ไม่ได้』を例に取ってご説明します。
タイ人の発音では「メダイ」に聞こえますが、タイ文字を勉強して「マイダイ」と言っている事を理解していると「マイダイという言葉を早く言っているからメダイに聞こえる」というのがわかります。
他にも色々な単語で「本当はこう言っているんだろうな」というのがたくさんあります。
よく使う言葉をいくつかご紹介します。
・【เหมือนกัน】(翻訳:同じ・同様)
これはタイ人の発音では「マンガン」に聞こえます。
タイ文字を勉強すると「ムァンガン」と発音する事がわかります。
・【ห้องน้ำ】(翻訳:トイレ)
これはタイ人の発音では「ホーナーム」と聞こえます。
タイ文字を勉強すると「ホン(グ)ナーム」と発音する事がわかります。
このように、よく使う言葉でもタイ文字を勉強することで正しい発音に意識的に近づける事ができるのです。
実際に私はタイ人と話をしていて、タイ文字を勉強する前と後では伝わりやすさが段違いです。
タイ人の言っている言葉も聴き取りやすくなりました。
あと、タイ文字を勉強することで「ある疑問」が解決しました。
私はタイ語の勉強用に何冊か【誰でも簡単】【すぐ話せる】【らくらく話せる】という様なタイトルの本を買いました。
その本は全て「カタカナでタイ語が書いてある」んですが、本によって書いてあるカタカナが違うんです。
ある本には女性が「私」と一人称で自分を表す言葉【ฉัน】を『チャン』と書いてあったり、違う本には『シャン』と書いてあったり…。
ホテルという【โรงแรม】を「ローンレーム」と書いたり「ローングレー」と書いたり…。
本によって書いてあるカタカナが違うので、どれが正しいのかわからない!という状態になりました。
しかし、タイ文字を勉強したのでその疑問は解決です。
なんと言っても自分で読めるので。
タイ語の勉強を進めていくうえで、タイ文字を覚える事はタイ語の発音が良くなるというメリットがあります。
他にもタイ文字を覚えるメリットがある
タイ文字を覚えるとタイ語のメニューが読める様になるので、ローカルなタイ料理屋を見つけた時に「あ、ここはガパオとかカオマンガイがあるのか」というのがわかります。
店に入ってから聞かなくても、店の前にメニューが書いてある場合は食べたいものが探しやすいです。
あと、タイ文字で書かれたタイ人の名前も読めます。
タイ人の名前が読めるのは仕事をする上でかなり便利です。
他にも、【タイ文字の数字】を読めると外国人料金ではなくタイ人と同じ料金で観光地に行けたりします※。
(※これは絶対では無いです。タイ語が話せても、タイ文字が読めても外国人料金を取られる事はあります)
タイ文字を読める事のメリットを挙げるとまだまだあるのですが、とりあえずこれくらいにします。
まとめ
ざっくりまとめてしまうと、タイ文字を読めれば発音が良くなり、タイ生活も快適になる!!
という事です!
ざっくり過ぎますかね…?
色々書きましたが、タイ文字を読める事のメリットを少しで共感してもらえればと思います。
そして、タイ文字の勉強法をタイ文字の勉強のススメでも紹介しているので良ければ読んで頂ければと思います。
※本文中にタイ語をカタカナで表記した部分がありますが、タイ語を正確にカタカナで表記するのは困難なので「カタカナで書いたらだいたいこんな感じ」程度に思っていただければと思います。