こんにちは。
当ブログの管理人「バチ」です。
今回のお話はタイ人が大好きな『ムーカター』という料理について。
タイではとてもポピュラーな料理で、給料日に会社のみんなで食べに行ったり、家族で休日に食べに行ったりと大人気です。
どんな料理なのか

これがムーカターに使われる鍋です。
炭火の上に独特な形の鍋をセットして、上部では鉄板焼きのように肉を焼きます。
下部にはダシ汁があり、野菜や魚介を茹でる事ができる1個で2通りの使い方が出来る便利な鍋になっています。

海老や蟹、貝類を焼くための網もあります。
焼いてみよう
実際に焼いてみるとこんな感じになります。

肉を焼きながらダシ汁で野菜や魚を茹でる事が出来るなんて便利!!
と、思っていましたが…
これには重大な欠点があります!!
下部にダシ汁があるせいで、鉄板の温度が上がりにくく肉が全然焼けません!!
ペラペラに薄く切った肉じゃないと焼けないくらい火の通りが悪いです。

そしてタイ人は載せられるだけ食材を載せます。
海老がはみ出ていて焼けてない部分があっても気にしません…。

蟹も載せましたが、ほとんど網からはみ出しています。
コゲは気にするけど生でも気にしない
タイでは「焦げ」=「発癌性物質」というイメージが非常に根強く浸透しているらしく、ちょっとでも焦げていると必ず取り除いて食べます。
むしろ、焦げていなければちょっとくらい生でも食べてしまいます。
私は同じように食べるとお腹を壊してしまいそうなので、とにかくよく焼くんですが『そんなに焼いたら癌になるよ!!』とタイ人に注意されてしまいます。
市場で売ってる串団子とかでも、店員が焦げてる部分をハサミで取り除いていますが、生肉を切ったハサミで取り除いています。
タイ人にとっては『焦げは体に悪い』『ちょっとくらい生でも焼いてあれば大丈夫』という認識があるようです。
食べきれない程持ってくる
ムーカターに行くと、とりあえず机に乗り切らない程に食材を持ってきます。
そして食べきれなくなって最後に苦しみながら皆で頑張って食べます。
食べきれない食材が机にあると罰金になるので、どうにかして完食しようと頑張るのですが…そんな苦しい思いしながら食べなくても良いのにと毎回思います。
食べれる分だけ持ってきなさいと毎回言うんですが、机に食材が大量に並んでいるのを見るのも幸せなんだそうです。
そう言われると、あまりキツくは言えないので私も最後は頑張って食べるのを手伝います。
自前の調味料(ソース)
ムーカターで出てくるソースはどれも激辛です。
海老や蟹はそのまま食べても美味しいので問題ないですが、肉や野菜はタレやソースが無いと味気なくて美味しくないです。
しかし激辛のソースは日本人にはキツイです。
なので、もしムーカターに行くなら自前の調味料を持っていく事をオススメします。
まだ行ったことがなければ是非一度ムーカターに行ってみてはいかがでしょうか。
コメント