海外旅行・移住【高額医療費!?海外旅行保険の大切さ】

タイ生活

こんにちは。
当ブログの管理人「バチ」です。
タイ旅行をする予定の方、タイに移住された方に【海外旅行保険の大切さ】を知ってもらいたいと思います。

ほとんどの人が海外旅行保険に加入してから海外旅行に行くでしょうし、海外旅行に行ったからと言って病院に行くような事はあまり多くないと思います。

仕事で海外に行く人の場合は、保険に加入するのは会社がサポートしてくれるでしょうし。

では何故、私が海外旅行保険の大切さを紹介するのか?

私の実体験を踏まえて紹介したいと思います。

海外旅行保険とは

そもそも海外旅行保険というのは、その名の通り「海外旅行中に病気やケガなどの治療費や事故などの補償、盗難の補償など様々な補償をしてくれる」とても便利なものです。

もし海外旅行をしていて、現地で事故に巻き込まれたり、体調が悪くなって病院に行った場合、無保険だと高額な医療費を請求される事もあります

海外で体調が悪くなった時に「保険に入ってないから病院に行くのを我慢しよう…きっと寝たら治る」なんて考えてしまう人も居るんじゃないでしょうか?

もしそれで体調が悪化して、大変な事になってしまわない為にも海外旅行保険に加入する事を強くオススメします。

私が体験した海外旅行保険の大切さ

実際に私がタイに来てから病気になった時の話です。

タイに来て1ヶ月も経っていない頃に、会社の人と外出する事になりました。

私はタイに来てからはエアコンの効いた室内に居る事が多く、仕事でもプライベートでも一人で外出することはほとんどありません。

なので、その頃の私はタイの屋外をあまり歩いた経験がありませんでした。

私はその日、タイに来て初めて「暑すぎて倒れそう」と思いましたよ。

その日は半日ほどあちこちを歩き周ったのですが、会社の人が気をきかせてくれて何度も休憩はしていました。

暑さのせいで食欲が無かったので水分補給だけをしていたのですが、自分でも異常だと思うくらい汗をかいていました。

帰宅する頃には物凄い疲労感があり、夜も食欲がわかなかったのでシャワーを浴びて寝ました。

…真夜中、異変はありました。

大量の寝汗をかいており、吐き気、頭痛、関節の痛み。

おそらく高熱が出ているだろうと自分でもわかる状態で目が覚めました。

病院に行くべきか悩んだのですが、タイの病院の行き方も、場所も、電話番号も事前に調べていないのでわかりません。

真夜中だったので会社の人に連絡して聞くのも申し訳ない。

なので『明日の朝、会社の人に連絡しよう』と思い、日本から持ってきた常備薬の中に解熱剤があったので、解熱剤を飲んで横になりました。

とにかく全身がダルく、なかなか眠れませんでしたが朝までは耐えられました。

朝になっても体調は悪いまま。

さらに、トイレに行った際に「なぜかオシッコすると痛い」という症状がでました。

先に言っておきますが、もちろん夜のお店にも行ってないですし、危ない事も一切していません。

『全身ダルいし関節も痛いしオシッコすると痛い…なんだこれ?まさか何かの病気??』と、とても不安になりました。

会社の人に電話して病院の行き方と連絡先を教えてもらい、必要な物を聞きました。

・パスポート
・海外旅行保険の保証書

この2つがあれば大丈夫と言われたので、すぐに確認したのですが…海外旅行保険の保証書がありません!!

私は会社で海外旅行保険のAIGに加入しており、会社からちゃんと受け取ってたはずです。

しかし、部屋中を探しても出てきません。

『もしかして会社のデスクに置いてあるかも?』と思い、体調は最悪でしたが会社に向かいました。

しかし、会社にもありません…

どうやら失くしてしまった様なのです!!

しかも、初めてのタイ旅行の時に持っていた海外旅行傷害保険付帯エポスカードを、タイに移住する時に「会社の保険があるから持って行かなくてもいいか」と日本に置いてきてしまっていました。

体調が最悪で、病気かもしれないのに無保険です。

私が悩んだ末に出した答えは『もう1日様子を見よう』でした…。

体調が悪かったら病院に行きましょう!【とても危険な状態だった】

もう1日様子を見ようと、解熱剤を飲んで耐えました。

この時の私の症状は「吐き気、手足の痺れ、排尿痛、関節痛、起きてるのか寝てるのかわからない意識朦朧とした状態」でした。

翌日全く症状は改善せずさすがにヤバイと思い病院へ行く事を決意。

保険があったら迷わず病院に行ったんでしょうけど、保険紛失していたせいで行くのを躊躇ってしまったんです。

病院で保険を紛失したと伝えたら、全額自己負担※と言われて絶望しましたよ。
(※保証書の紛失であれば、ちゃんと手続きすれば補償分が返ってきますが、この時は説明してもらえませんでした)

血液検査や尿検査をし、とりあえず今日は1日入院する様に言われました。

入院するといくらかかるのか聞いたら1泊1万バーツ(現在のレート:約3万5千円)もすると言うのです。

断りました。

その日の診察代と点滴だけでも9千バーツ(約3万1千円)も支払ったのに、入院費までは支払えません。

『通院でお願いします』と頼んで、通院する事になりました。

翌日、検査の結果が出て【急性腎盂腎炎きゅうせいじんうじんえん】という病気になっていると伝えられました。

本来なら3日間の入院をし、点滴で抗生物質を投与し、退院後に経口薬で抗生物質を8日間摂取して治すと説明されました。

それに掛かる費用は約6万バーツ(約20万円)

入院では無く通院であれば3万バーツ(約10万円)との事なので、入院せず通院をする事にしました。

病院の先生は「本当に通院するの?」と心配してくれましたが、あとでお金が返ってくるなんて説明されなかったので『少しでも安くしたい』と思い頑張って通院しましたよ。

タイって点滴を手首からするんですね…痛かったです

急性腎盂腎炎なんて聞いたこと無い病気だったので急いで調べましたが、ネットで最悪の場合死ぬって書いてあって本当に怖かったです。

そういえば体調が悪くなる前日の話(会社の人と出かけて、滝汗かいて、食事してなかった話)を先生に説明しました。

先生いわく、脱水症状(熱中症が原因?)になって免疫力の低下によって腎盂腎炎になったんだろうとのこと。

誰でもなる可能性のある病気です。

そういう訳で、私は海外旅行保険が本当に大切だとお伝えしたいのです。

もし海外旅行保険を紛失したら

ちゃんと保険に加入した状態で海外に来ていれば、紛失していても手続きができる事もあります。

私の場合は出来ました。

すぐに保険に加入している会社に連絡しましょう。

…今更な話なんですが、この時もちゃんと保険会社に連絡していたらたぶん大丈夫だったはずなんですよ。

でも、高熱で意識がはっきりしておらず冷静な判断ができませんでした。

海外に来て病気なり、保証書を紛失した事でかなりテンパっていました。

まともな判断が出来なかった結果、後からお金を返してもらうためにたくさん手続きが必要になってしまいました。

皆さんはくれぐれも紛失しないようにお気を付け下さい。

(おまけ)急性胃炎で海外旅行保険を使った

私、先月に体調が悪くて病院行ったんです。

ちゃんと海外旅行保険のAIGの保証書を再発行してもらい、保険を使って行ってきました。

バンコク病院の日本人受付 すごい綺麗な病院です

診断結果は急性胃炎でした。

手続きは簡単で、保証書とパスポートだけでOK!

ほんと簡単!!

病気で体調が悪いのに、なんだか幸せな気分でした。

ちなみに、急性胃炎になった原因は…トウモロコシ??

病院の先生に「何か消化に悪いもの食べましたか?」と聞かれ、前日にトウモロコシを食べたんですよ。

まさかトウモロコシで胃炎になるなんて思っていませんでしたが、先生いわく「日本人は辛いものを食べ慣れていないので、辛いものを食べると胃腸が弱る事がよくあります。その時に消化に悪い物を食べると胃腸炎を起こします」だそうです。

タイ旅行を予定されている方はどうかお気を付け下さいね。

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