こんにちは。
当ブログの管理人「バチ」です。
今回のお話はタイで初めて年越しをした時の話です。
タイに来て3ヶ月くらい経った頃だったので、タイの生活にはちょっと慣れてきていました。
言葉がほとんどわからなくても何とかなっているのは、タイ人が親切だからというのも大きいですけどね。
ではでは本編をどうぞ。
タイで年越し
タイに来て3ヶ月、初めてのタイでの年越しです。
記念すべき初年越しなので、彼女と【ASIATIQUE(アジアティーク)】に行ってきました!!

年越しをしに行くはずだったのですが、かなり早く着いてしまったので時間を持て余しました。
中は商店街とナイトマーケットが合体したような独特な場所で見所満載です。

12月31日だからなのかもしれませんが、人も多かったので晩御飯のピーク時間帯になる前に食事をしようと歩いていたら…日本食屋を発見してしまいました。
吸い込まれる様に日本食屋に入ってしまうんです私…。
どこにでも日本食屋があるんで困りますよね!!

年越しですからね。
やっぱり蕎麦でしょう!!
と、せっかく観光地に来たのに日本食屋に入ってしまった自分を納得させました(彼女は日本食が好きなのでむしろ喜んでましたが)。
時間もいっぱいあるので、ゆっくり食事して夜になるまでお店の中で待とうかと思ったんですが…やっぱり日が沈む時間には店が混んできたので店を出ました。
フラフラとあちこちを歩き回って色々見ていたら、彼女がお揃いのTシャツが欲しいと言い出したので豚のTシャツを買ったり、靴ズレが痛いからとサンダルを買ったり、晩御飯を食べたばかりなのにアレコレ買い食いしていたら…あっという間に結構遅い時間になってました。
外国人料金
ここに来たお目当は『夜に観覧車に乗る』事だったので、観覧車に向かいました。

大晦日なので人が多く、かなりの行列ができていました。
どれくらい並んだか忘れましたが、かなり並んでやっとチケット購入窓口に到着。
そして彼女がタイ語で「大人2枚」と言ったら、受付のおばちゃんが『市民カード見せて』と言ってきました。
外国人がいっぱい居るから全員に提示を要求しているのか、たまたま私がタイ人っぽくない見た目だからなのかはわかりませんが、市民カードはタイ国籍の人しか持っていません。
市民カードを持っている彼女は300バーツ(約1000円)。
市民カードの無い私は400バーツ(約1400円)。
まぁ…そこまで差があるわけでは無いのであまり気にはしませんが『これが外国人料金というやつか…』と、この時に初めて外国人料金というのを実感しました。
観光名所では【外国人料金】と【タイ人料金】を掲示している場所もあるそうです。
そういった外国人料金が存在する観光名所の中には、外国人料金をアラビア数字(普通の数字)で書いて、タイ文字の数字でタイ人料金を書いている場所もあるそうです。
タクシーやトゥクトゥクが外国人に対して高い値段をふっかけてくるのは【ただのぼったくり】ですが、この観覧車や観光地は「定められた料金」ですから従うのが当然です。
しかし、タイに長く住んでいる人や「見た目がタイ人」の人は観光地でもあっさりタイ人料金で入れたりするそうです。
私もいつかタイ人料金で観光地に行けたら良いなと思っています。
と、そんな訳で私は外国人料金で観覧車に乗りました。

実はこの観覧車…高速で回るんです!!
日本で慣れ親しんだ観覧車は、ゆっくり1周したら終わりです。
しかし、ここ【ASIATIQUE】の観覧車は高速で何周もするんです!!
何周したのか…たぶん5周くらいしたと思います。
そんな高速の観覧車の中から見えた夜景がこちら。

私はタイに来る前は、タイってまだまだ発展途上の国だと思っていましたが…スマホで公共料金が払えたり(こちらの過去記事参照)、こんな綺麗な夜景が見れたり、実際に住んでみてタイのイメージがガラッと変わりましたよ。
大晦日だからなのか、イベントをやっているのが観覧車から見えました。

何のイベントかわからないけど、とりあえず楽しそうなので行くしかないですよ!!
観覧車を降りたらすぐにイベント会場に向かいました!!
ASIATIQUEの中の会場でイベントをしており、入り口付近にはまたも長蛇の列…。
長い長い行列に並び、やっと中に入れました。

と、ここで問題発生です。
大型モニターに美人でセクシーな女の人が映し出され、見惚れていたら…彼女が鬼の様な形相でこちらを見ていました。

ヤバイです。
彼女と楽しく年越しをする予定だったのに…。
嫉妬深い彼女は完全に怒ってしまいました…。
美女DJが出てくる前までは、タイ人男性のラッパーグループがイベントを盛り上げていたんですが、その時はめちゃくちゃノリノリだった彼女。
とりあえず疲れていたので、イベント会場を出てゆっくり年明けを待とうと彼女を説得してイベント会場を出ました…(もう少しイベントを楽しみたかったですが仕方ありません)。

店内で休めそうな所は、どこも満席で入れず。
出口付近の噴水横に座って休憩です。
ちなみに、イベント会場から出てからも不機嫌だった彼女は、途中で買ったアイスクリームが美味しかったのか機嫌を直してくれました。
休憩も十分した後、もう少しで年明けなのでASIATIQUEの中央の方に向かって移動しました。

人が多すぎて中央までは向かえず、とりあえず適当な場所で待機していたら花火が上がり年明けを知らせてくれました。
そんな感じでASIATIQUEで年明けを迎えられ、人の多さとか色々に疲れ果てたので帰る事に。
しかし、帰るのが最も大変でした…。
年末料金!?
とにかくタクシーが捕まえられない…。
来る時はタクシーで200バーツくらいで来れたんですが、帰るタクシーが捕まらず…。
『乗ってきなよ!』と、声を掛けてくるトゥクトゥクに目的地を伝えると『遠いね!!じゃあ2000バーツで途中まで乗せてくよ!!』と、驚きの10倍料金を要求され断りました。
しかも途中までって意味がわかりません…。
(彼女の翻訳が「途中まで乗せてってくれるって」と言っていたので、本当は途中の地名を言っていたのかもしれませんが)
とりあえず特別列車が出てるとネット情報を見たので、歩いて駅まで向かいましたが…時すでに遅し。
最後の便も出て行ってしまった後でした。
途方に暮れていると、バイタクのおっちゃんが声を掛けて来ました。
『タクシーに乗れる所まで乗せてあげる』との事。
もう歩き疲れて、帰れるならなんでも良いと思ってバイタクに乗せてもらいました。
バイタクで走る事5分。
特に何もない道の途中でバイタクが止まり、電話でタクシーを呼んでくれました(なぜ最初から電話で呼んでくれなかったのかは不明)。
バイタクのおっちゃんには「運賃とタクシー呼んだ手数料混みで500バーツ」と言われましたが、疲れ果てていたので文句を言う気力もなく…とにかく帰れるなら何でも良いやと思い500バーツを渡しました。
ちなみに、バイクで5分移動するだけなら相場は25バーツから50バーツですね。
観光地なら100バーツくらい要求してくる事もありますが。
タクシーはメーターを使ってくれたので、普通の料金でした。
午前4時頃に帰って来ることが出来、本当に疲れていたのでシャワーも浴びずに寝てしまいました。
おわり
そんな感じでタイで初年越しをした思い出は
・外国人料金が本当にあるという事
・タイ人は市民カード(私はタイ人カードと呼んでいますが)を持っているという事
・年末等のイベントシーズンははタクシーやバイタクが高額になる事
などを学ぶことが出来ました。
タイに来てから、色々とタイの事を知れば知るほど面白い国だなと思います。
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