こんにちは。
当ブログの管理人「バチ」です。
以前に書いた『タイ語の勉強のススメ③』の続きになります。
もし私の紹介した勉強方を実践した方が居たら、そろそろタイ文字にも慣れて来たのではないでしょうか。
そこで、次のステップに移りたいと思います。
タイ語は発音記号で覚えよう
タイ語は発音記号で覚えて勉強するのをオススメします。
なぜならタイ語には【日本語に無い発音】が含まれています。
色々なタイ語勉強用の本を見ましたが【カタカナのみで書かれている本】や【発音記号とカタカナが一緒に書かれている本】が存在します。
日本語に無い発音なので、カタカナで書いてある発音を覚えてもタイでは一部の人にしか通じません。
一部の人というのは【観光客慣れしている観光地のタイ人】です。
彼らは凄いです。
どんなに雑な『カタカナ発音のタイ語』でも何となく理解してくれるんです。
カタカナ発音のタイ語しか必要ないという人で、タイ文字の勉強もしない予定なのであれば、ここから先に紹介する勉強法は不要です。
しかし、私はタイ語の勉強をするならば『絶対にタイ文字を発音記号で勉強する方が良い』と思っています。
カタカナのタイ語の勉強じゃダメなの?
別にダメでは無いです。
私が知っている日本人(Aさん)でタイ文字の勉強をしておらず、タイ文字がほとんど読めない方が居ます。
Aさんはタイ語は基本的にカタカナの書いてある本で勉強し、飲み屋のお姉ちゃんと毎日話していたら覚えれたと言っていました。
Aさんとタイ人複数人と雑談をした事がありますが、Aさんのタイ語は『日本人の私にはとても聴き取りやすいタイ語』でした。
発音が『カタカナ発音』なので日本人の私にはとても聴き取りやすいのです。
Aさんは10年近く住んでおり「俺はタイ語話せるから」と自分でも言っています。
しかし、雑談が終わってAさんが去ってから『あの人は発音が悪すぎて何を言っているのか半分もわからない』とタイ人達が言っているのを聞いてしまいました。
10年タイに住んで居ても、タイ語をカタカナでインプットしてしまうと、発音もカタカナ発音になってしまう良い例です。
カタカナ発音はタイ人には【半分しか通じません】。
逆に言えば『半分通じる』のでカタカナのタイ語じゃダメという訳では無いです。
勉強方法もタイ語の使用用途も人それぞれですので、私はタイ語をカタカナで勉強するという事については否定はしません。
それでも、やはり私はタイ語の勉強にはタイ文字の勉強と発音記号の勉強は必須だと思っているので、ここから先は勉強法の紹介をします。
発音記号の勉強法
基本は同じ
私が今までに紹介してきた勉強法は『基本的に毎日書く』でした。
今回も同じです。
毎日書くんです。
タイ文字が発音記号に見えるまで書く。
それをひたすら続けましょう。
そして、せっかくなので単語もついでに覚えてしまいましょう。
ではどのように勉強するのかを具体的に説明します。
タイ文字を書き、その下に発音記号を書く
タイ語が発音記号と一緒に記載されている参考書というのがあります(この記事の最後にオススメの書籍を紹介します)。
それを写しましょう。
毎日単語10個とかでも良いです。
毎日1ページでも良いです。
続けられる目標ならば、どんな目標でも良いです。
ちなみに私は【毎日ノート半ページ】と決めて勉強していました。
タイ文字は綺麗に書こうと意識していますが、日本語が壊滅的に汚いですね…ちょっとお見せするのが恥ずかしいです。
わかりやすい様に拡大して【タイ文字の発音記号】に赤のマーカーを引いたのが下の画像になります。
こんな感じでタイ文字の下に発音記号を書いて勉強しました。
私は約3ヶ月この方法を実践しました。
3ヶ月で発音記号を見なくても【タイ文字が発音記号に見える】様になったから書くのをやめました。
これは今までの『あいうえお表』なんかより時間がかかりました。
というのも日本語に無い発音の発音記号が出てきますから仕方ありません。
しかし、続ける事で覚える事が出来るのは実証できました。
実際に私が独学でタイ語の勉強をしてタイ文字が読める様になった事が、タイ語の勉強をする方の励みになればと思います。
オススメの書籍
私がオススメする書籍は何冊かあります。
順に紹介していきます。
以前にも紹介したあいうえお表を書くのに便利な本
私も実際に使って勉強した本です。
あいうえおからタイ語を勉強するので、タイ語がさっぱりわからない人にはオススメです。
簡単な日常会話とタイ語CD付きの本
この本もかなりお世話になりました。
この本は【タイ文字と発音記号を書き写して、CDで実際の発音を聴く】という使い方をします。
『らくらく話せるタイ語レッスン』と書いてありますが、正直言ってこの本を読めばらくらく話せるかと言うと…私は無理でした。
タイ語を書き写してCDで実際の発音を聴くのにはとても便利ですが、カタカナで書いてある事をそのままタイ人に言っても全然伝わりませんでした。
しかし、この本は本当によく使う日常会話がたくさん載っていてCDまで付いているので、勉強には本当に良い教材だと思います。
タイ語の教科書
こちらは日本で探すとなかなか見つかりませんでした。
あったとしても楽天やAmazonでは定価(3883円+税)よりも高い値段で中古が売っている事があります。
私はどうしても欲しかったのでAmazonで4800円で購入しました。
しかし!!
この本!!
バンコクにある本屋(紀伊國屋)さんで600バーツ(約2000円)で売っているんです!!
驚きましたね…。
まさかタイで普通に手に入るとは…。
上の写真は1巻ですが2巻もちゃんとタイで売ってるんですよ。
2巻はAmazonで中古が1万円近くしたので買うのを断念したんですが、タイで650バーツで売っていたので買いました。
もし日本に居て、この本がどうしても欲しい方はご連絡下さい。
この本の入手についてご相談に乗ります。
一応楽天やAmazonにもあるのでリンク貼っておきます。
以上が私のオススメの本(というか私が実際に使って勉強した本)です。
タイ語を勉強している方や、今後する予定の方の参考になれば幸いです。
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