こんにちは。
当ブログの管理人「バチ」です。
前回のタイ国内 前編から引き続き中編になります。
前回は楽しい楽しいタイ旅行の話を書いたんでしたっけ?
あ、違いましたね。
タイに来て虫食べたり虫に刺されたりした話しか書いてませんでした…。
今回の話は、転職活動についても少し書いています。
タイ旅行は転職活動も兼ねていましたので。
ではでは、タイ旅行中編をどうぞ。
タイ旅行3日目
タイに来た目的は、しばらく会っていなかった彼女に会う事と転職活動。
来てから色々とありましたが泣き言ばかり言っていられません!
日中の気温は30度を超えますが、日本から持ってきたスーツを着て気合注入!!
タイ旅行3日目は面接と工場見学の予定なのです。
予定では今日・明日の2日間で3社面接し、1社は工場見学をさせてもらう。
しかし、各会社の距離がかなり離れておりタイトなスケジュールとなっていました。
とりあえず1日目の移動は弟嫁に頼んでおり、バンコク近郊まで3時間の移動。
また恐怖の暴走運転かと思うと出発前から意気消沈してしまう…。
しかしスーツを着て気合が入ってるのできっと大丈夫!!
と自分に言い聞かせて意気揚々と弟嫁の車に乗り込む私。。。
1社目の面接
車に乗る前の私とは別人の様に疲れ切った状態でバンコク市内に到着しました…
相変わらずの暴走運転…なんで事故が起きないのか不思議です…。
ひとまずバンコク周辺まで来た時点で、目的地を再確認しました。
1社目はスクンビットにあるビル内にオフィスを構えた会社で、工場は別の場所にあるそうなので面接だけ。
時間になったらオフィスに来るように言われていました。
早めに出発したので予定よりもかなり早く着き(暴走運転のおかげでめちゃくちゃ早く着きました)どこか車を停められる場所を探す。
スクンビットはかなり発展した都市で、まるで名古屋や東京の様な街並みでした。
スクンビットに住んでいて土地勘があれば駐車場くらいすぐ見つかるのかもしれませんが、彼女も弟嫁もスクンビットにはあまり来た事がなかったそうです。
そんな場所で駐車場を探すのはかなり困難でした。
なので、目的のビルからは少し離れてしまいますが、大型のショッピングモールがありそこに車を停めて歩いてビルに行くことにしました。
彼女と弟嫁は「私達はショッピングモールで待ってる!」と、とても嬉しそうに私に一人で歩いて行ってねとショッピングモールの中に消えて行きました。
えぇ…。
彼女の顔にはしっかりと「買い物をしたい」と書いてありましたよ…。
私はそんな彼女達を羨ましく思いながら、目的のビルまで歩く。
遠いと言っても歩いて10分くらいだったので、疲れはしませんでしたが暑かったですね。
面接は滞りなく行われ、色々と雑談を交えた質疑応答があり結果に期待出来そうな面接となりました。
面接では
・前はどんな仕事してたの?
・タイ語もしくは英語能力はどれくらい?
といった仕事に関する事はこれくらいしか聞かれませんでした。
それよりも、タイに転職する動機についてをみっちり聞かれました。
これはやはり「長く勤めてくれるのか」「途中で帰りたくなったり、精神的に疲れてしまわないか」というのを企業側が気にしているからだと思います。
タイで実際に働いてわかった事ですが、現地採用として雇われる日本人が長く続かずに帰国してしまったり転職してしまう事がよくあるからです。
なので、企業としてはタイで働く動機と人柄を重視する傾向があります。
私の場合はタイで結婚するという目的があり、タイに住む為に転職活動をしているという理由だったので好印象だったのかもしれません。
あっさりと1社目の面接は終わってしまいましたが、もちろん大切な事(給与や手当、福利厚生について)はちゃんと聞いておきました。
2社目の面接
その後、もうもう1社の面接を予定していたのでショッピングモールに戻り彼女達と合流。
私が面接に行っている1時間半程度の間にかなりの量の買い物をしたらしく、後部座席が買い物袋でいっぱいになりました。
2社目の面接場所はバンコク郊外にある工場だったので、移動は約1時間半ほど。
しかし、面接は午後からを予定していたので、途中に食事が出来るところがあれば食事をしようと話をしながら目的地へ出発。
目的地は工業団地と呼ばれるところでした。
工業団地というだけあって大型工場がたくさんあり、人が多い所なので食事する場所もたくさんありました。
まだこの時点では、私はタイの飲食店を衛生的に信用出来ていなかったので食欲はあまりわかず…途中で通り過ぎたマクドナルドに行きたかったなと心の中でつぶやきました。
レストラン…と呼んでいいのかわかりませんが、道沿いに机を並べているだけのボロ屋で食事をする事に。
ハエもいっぱい飛んでるし衛生的とは言えない雰囲気で、食欲のわかない私は異常に甘いアイスコーヒーをちびちびと飲みながら空腹を誤魔化しつつ、大量に料理を頼んで楽しそうに食べる彼女と弟嫁を眺めて「何ヶ月かタイに住んだらこの環境にも慣れて、衛生面とか気にならなくなるのかな」などと考えていました。
食事を終えて目的の会社に到着し、門番の人に「面接に来た」と伝えたら車で中に入らせてもらえたので駐車場を探す必要はありませんでした。
2社目の面接は、採用前提で話が進められました。
・どういう会社なのか
・いつから入社可能なのか
・入社したらまずはこういう事をしてほしい
・給与や手当はこれくらい
・出来るだけ早く入社して欲しい
という話を矢継ぎ早にされるだけで、私個人への関心は無さそうな雰囲気でした。
とにかく人手不足で急ぎ人員確保したいらしく、私の職歴や能力についての質問は最後までされませんでした。
内定前提で話をしてくれるのは嬉しい気もしましたが、私はどうにも面接担当者が気に入らない。
話の途中で出てくるタイ人に対する考え方がとにかく嫌な感じでした。
・タイ人は使い捨て
・日本人の言うことを聞かないタイ人はすぐ切る
・タイは後進国だから考えが合わないな
そんな話を面接の途中でされ、何とも気分が悪くなりました。
私は履歴書の志望動機にも「現在交際しているタイ人との結婚を考えており、タイへの転職と移住をしたい」と書いていたので、私の恋人がタイ人だと知っていて言っているならば到底許せません。
しかし履歴書に目を通してすらいないようでした。
一通りの話が終わってから、思い出したかかのように「そういえばどうしてタイで働こうと思ったの?」と聞いてきたのです。
タイ人と結婚する為ですよと答えてやりましたよ!!
面接が終わる頃には「この会社には入りたく無い」という結果が、私の中では決まっていました。
3社目の面接
この日はもう1社面接を予定しており、この日の予定はそれで終わりです。
とりあえず今日はあと1社だ!!
と、気合を入れ直し目的の会社に出発。
同じ工業団地内にある会社だったので、車で5分ほど走ったらすぐに着きました。
面接を予定していたはずなのに、何故か面接担当者が日本に出張中との事。
日本とテレビ電話での面接を受ける事になりました。
タイに面接に来てくれと言われたのに、担当者が日本に居るってどういうことなんだと思いながらも面接は実施され、感想としては可もなく不可もなく。
内容としては志望動機や職歴について聞かれ、会社の説明があり、少し雑談して終わり。
淡々と会話内容をメモされて、自己アピールをするタイミングが掴めませんでした。
なにはともあれ、これでこの日の予定は終了。
そういえば、翌日の工場見学もバンコク近郊で実施されるのでバンコク近郊のホテルに泊まりたいと彼女に提案したのですが却下されました。
この時はタイという国をよくわかっていませんでしたが、今になって考えてみればバンコク近郊には風俗街がたくさんあり心配されたのだと思います。
彼女の両親は、まだ結婚していない私と彼女2人だけでの外泊を許可していないので、もしホテルに泊まるとなると私1人での宿泊となります。
私は単純に「もう車での長距離移動をしたくない」「お湯が出るシャワーを浴びたい」「湯船に浸かりたい」という事しか頭に無かったのですが、彼女からしてみれば「この人はなんでこんな場所に泊まりたいの!?」と怪訝に思われたんでしょうね。
その結果、帰り道の彼女はとても不機嫌でした…。
タイ旅行4日目
朝、問題は起こりました。
弟嫁に再度バンコクまで送ってもらう予定だったのですが…弟嫁が朝から居ない!?
どうやら遊びに行ってしまったらしい。。。
この日も弟嫁に送迎をお願いしていたのですが、弟嫁は友達に誘われて出かけてしまったのです…。
しかし、この日は工場見学に行かなければならないので、どうにかしてバンコクに行く手段を確保しなければいけない。
色々と彼女が調べてくれた結果、乗合バスというものがあるらしい。
乗合バスとタクシーを使えば行けそうという事なので、バンコクの手前の大きめの街まで乗合バスで向かう事にしました。
大きめの街と言っても、バンコクほど栄えているわけではなく住宅地が密集している日本の田舎みたいな場所。
そこでバンコクまで行ってくれるタクシーを探せば何とかなりそうとの事。
とりあえず乗合バスに乗って街に出発。
やはり…というべきか、運転がめちゃくちゃ荒かったです…。
兎にも角にも、街に着いたので急いでタクシーを探しました。
この時に初めて知ったのですが、タクシーに乗車拒否をされるんですね。
タイではタクシーの運転手が行きたくない場所には行けないそうです。
何台も断られて驚きましたよ…。
そんな中、1台のタクシーの運転手が私たちに話しかけてきました。
1日中乗り放題で3000バーツで乗せてくれると。
3000バーツは日本円で1万円くらい。
タイのタクシーの相場を知らなかったので乗り放題で1万円なら良心的だとこの時は思っていました。
タイのタクシーの相場を知っている今ならわかる事ですが…高いですね。
そんな事は当時は知らなかったので、渡りに船と思いお願いしましたよ!
工場見学
見学させてもらった工場の内容を詳しく書く事はできませんが、綺麗な工場でした。
帰れない!?
工場見学も無事に終わり、タクシーが乗り放題ならば彼女の実家までお願いしたいと運転手に伝えたら…運転手の態度が急変しました。
何故か怒り出し…なんと自力で帰れと言ってきたのですよ!
彼女が困った顔で私に説明してくれている間に、タクシーの運転手が私たちの荷物を車から取り出して無理矢理渡してきました。
私も彼女も呆然と立ち尽くし…そのまま置き去りにされました。
前払いで先にお金を渡したのが間違いだったのでしょうかね…?
結果として、バンコクに乗せて行ってもらうだけで3000バーツも取られたという事です。
仕方ないので乗合バスとタクシーを使って帰りました。
乗合バスを調べて探して、タクシーを探て…帰るだけでも大変でした。
結局、彼女の実家に帰ってこれたのは夕方でした。
面接や工場見学で気疲れしたのと、重要事項をクリアした安心感でとにかく眠かったです。
晩御飯はコンビニで買ったオニギリとソーセージを食べたので満足でしたし、翌日からの予定は特にないので、ちゃんと観光とかしたいなと期待しながら眠りにつきました。
ここまでで中編は終わりです。
さてさて私はちゃんと観光ができたのでしょうか?
続きはタイ旅行(後編)で!!