こんにちは。
当ブログの管理人「バチ」です。
今回のお話は、私がタイに来て実際に体験した『危険と感じた事』を紹介します。
タイに来る前にネットで調べた情報では「タイは日本より治安が悪い」とか書いてありました。
危ない薬が出回っているとか、危ない人が居るとか。
実際どうなのか?
タイに移住して1年が経過しました。
その1年の中で実際に体験した事や、タイ人に聞いた話を紹介します。
危ない薬が出回っている?
出回っています。
タイ政府も薬物の取締りを強化しているという情報はニュースで見ますが、本当に出回っているそうです。
今一番多く出回っていて危険視されているのが【ヤーバー】と呼ばれる薬。
実物を見た事はありませんが、とても安価で大量に出回っているそうです。
私の会社で作業者にちょっとお調子者の子が居るんですが、その子がふざけで馬鹿な事をすると『こいつヤーバーやってるから頭おかしい』と他のタイ人が冗談で言ったりするくらいタイでは有名な危ない薬です。
タイの日系企業のほとんどが『抜き打ちの薬物検査』をするくらい警戒しており、実際に使用者が出たという話も駐在員の知り合いから聞いた事があります。
安価と書きましたが、実際の価格は100バーツ(350円)程度とタイのニュースで見ました。
100バーツというとタイで輸入品のお菓子を買うくらいの値段。
そんな値段で危険な薬が出回っていると思うと怖いです。
普通にタイ旅行するのも危険?
普通にタイ旅行するだけなら危険では無いと思います。
しかし、危ない人が居るのは事実です。
実際に私は変な人に声をかけられました!
私が声を掛けられたのは休日の14時頃という真昼間。
バンコク都心部にある有名なショッピングモール【エンポリアム】の出口から数メートルの所でした。

小柄でサラリーマン風の服装をした初老の男性に『日本人ですか?』と日本語で話しかけられました。
「日本人ですよ」と返事をすると、ポケットから小さなチラシを取り出して『可愛い子いるよ。ソープだよ。安いし若いよ』とチラシを見せてきました。
チラシには裸の女性の写真と値段表が書かれていました。
そしてその初老の男性はチラシを見せながら
『大麻もマリファナもあるよ』
と言ってきたのです。
怖すぎたので無視して歩いて逃げました。
特に追いかけて来たりはされなかったので、きっと手当たり次第に旅行者や外国人に声をかけているのかもしれません。
旅行でタイに来て声を掛けられたとしても、無視して去ってしまえば大丈夫だと思います。
警察官にも危ない人がいる?
います。
危ないと言うか、不良警官と言うか。
ちゃんとヘルメットもして道交法を遵守してバイクの運転をしていたのに警官に止められた事があります。
そしてバイクが盗難車だろと難癖をつけられ『見逃してやるから500バーツ払え』と言われました。
当然、私のバイクは盗難車では無いです。
所有者は私の彼女になっていますが、ちゃんと証明書もあります。
警官に私の彼女と話すようにお願いしたら、警官が『時間の無駄だからもういい。さっさと行け』と言うのです。
この話をタイ人にしたら「タイではよくある事」と言われました。
タイ人から聞いた話なので事実なのかはわかりませんが、車の運転中に警官に止められて『飲酒運転だろ』と難癖をつけられた事があるそうです。
その時も『3000バーツ払えば見逃してやる』と言われたとの事。
飲酒運転もしていないのに、飲酒運転だと言われてお金を要求されるなんて日本では考えられませんよね。
逆に「本当に飲酒運転をしていたタイ人」が1000バーツで見逃してもらったというのも聞きました。
そういった事を考えると、タイの警察官には危ない人が居てもおかしくないと思えてきます。
裏の販売ルートが一般生活にも入ってきている
私の会社のタイ人が『日本製のタバコ』を吸っているのを見かけました。
誰かのお土産かなと思い、聞いてみたら「空港で没収された物が裏で売り捌かれている」と言うのです。
どういった経路で入手したのか教えて欲しいと頼んでみましたが『それは教えられない』と言われました。
どう考えても危ないルートから入手していますね。
普通に働いている人でも空港の没収品が買えるくらいですから、上で紹介した危ない薬なんかも手に入れるのは容易なのでしょう。
おそらくタイ国内では裏の販売ルートに対する規制はあっても、取締りが追いついてないのだと思います。
まとめ
結論として【タイは危険な事に自分から関わっていかなければ安全である】という事ですね。
危険な事に関わるきっかけは日常の中にもあり、もし関わってしまったら危険です。
しかし、断ってしまえば大丈夫です。
声を掛けられてもついて行ったりしなければ良いんです。
違法な物や、危ない事をしている人が居ても近づかなければ良いんです。
タイ旅行やタイの生活をするならば、自分の身は自分で守るというのが大切です。
「海外だから日本で出来ない事をしてみよう」なんて事を考えてはいけません。
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